大人の主体性が子育て安定化のカギ!
僕は人生の半分以上を子育てと保育のことばかり考えて過ごしてきましたが、子育てが安定するのもしないのもここにポイントがあるとつくづく思い至ったところがあります。
それは「主体性」です。
近年よく言われる「子供の主体性を尊重しましょう」という文脈でいわれる主体性のことではありません。
子育てする大人自身がもつ主体性のことです。
ここを少しでも意識してみることで、もしかすると子育てそのものが大きく変わるかもしれません。
まずこんなケースをみながら考えていきましょう。
2歳児の我が子。保育園の帰り。
(最近はずっとお迎えに行くとごねやイライラを私にぶつけてくることが多い)
今日は、自転車に乗せたら動画が見たいとゴネだした。
私も疲れていたしゴネを言い聞かせるのもしんどいので、良いとは思わなかったがスマホを渡して動画を見せた。
少し走ったところで子供がスマホを道に落として壊してしまった。
元々イライラしていたところにこれなので怒りから子供に怒鳴ってしまった。
もしかするとみなさんにも似たような経験があるかもしれませんが、これは誰かの特定のエピソードというわけではなく、近年の子育てで非常によくあるケースを類型的に描いただけです。
その類型のポイントはというと、ゴネや主張に負けて本音では大人が許容できないことや不同意のことをしぶしぶやらせてしまい、さらにその結果がより許容しがたい事態になるというものです。
ここをどうとらえ、どういう方向で向き合うかが現代の子育ての安定化の大きな分かれ目になるだろうと思うのです。
まずあらかじめおことわりしておきたいのが、こうした対応になってしまう人を責めているのではないことです。
責められているととってしまうと自己防衛的に合理化してしまうので、この問題を乗り越えるブレイクスルーに到達できなくなってしまいます。
こうした状況に必然的に現代の大人をしてしまうものがいくつもあり、それがやむを得ないことも理解しています。責めているわけではなく乗り越えるために問題点を明らかにしたいということをご理解ください。
◆大人側の主体性
さて、ここで大事なのが冒頭お伝えしたように、大人の主体性です。
つまり、子供のゴネをどう回避すればいいかではなくて、「大人自身がどうしたいか」です。
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- ◆人格形成における主体性獲得のネック
- ◆「私」を主語にして堂々と伝えること
- ◆他者の目
- 1,TVゲーム問題
- 2,スマホのケース。どうすればよかったの?
- ◆素直に甘える
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