誤解される「受容」 -安定した親子関係を築く-
「子供といるのがつらい」を防げるかもしれません
保育士おとーちゃん
2025.03.19
読者限定
子育ての話は伝えるのがすごく難しいと感じます。
ひとつのことを言っても、それを読む(聴く)人のニュアンスやそもそものその人の性格でまったく理解のされ方が変わってくるからです。
よかれと思って言ったことがその人のプラスにならないのはよくないですよね。
そのあたりを真剣に考えるほど子育てのことを伝えるのがしんどくなってしまいます。
できるだけそうならない文章にしようとすると歯切れが悪くなったり、論点がぼやけてしまい読みやすいものでなくなってしまいます。
なのでどこかで腹をくくらないとならないのですが、僕の書いたものが人の役に立っているのだろうか、誰かを逆に追い詰めていないだろうかと考えずにはいられません。
僕は長いこと「受容と信頼関係」というテーマで子育てを伝えてきました。
これは元々保育で重視される概念です。
受け止め、肯定し、世話をし、そうしたことが特定の人を信頼することにつながり、それが社会性や意欲などをはぐくむ基礎となるといった。