乳幼児への声のかけ方のポイント -通じる声がけ、通じない声がけー
「言うことをきかない」と困っている方に。
保育士おとーちゃん
2024.12.17
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「子供が言うことをきいてくれない」と悩む人は多いです。
また、実際にその状態は子育てのしんどさを増してしまいます。
今回は、ここをムリなくするいくつかのポイントをお伝えしていきます。
◆使わない方がよい言葉のかけ方
a,干渉的な繰り返し言葉
例:ダメダメ、あぶないあぶない、ほらほら、
普通に使われるこうした言葉ですが無自覚に使えてしまうので、過干渉な言葉の洪水状態を招くことがあります。
それが毎日のことになると、口癖になって意図せずに出し続けているなんてことも。
子供からすると、「大人の言葉への信頼」が全般的に下がってしまうので、結果的に、子供がきかないから余計に言葉が増えるという悪循環になりかねません。
これらは主に注意や制止で使われがちですが、この言葉だと子供は「ダメ出しされているのはわかるけど、何がよくないのか、何をどうすればいいのかはわからない」という状態におかれます。
安易な繰り返し言葉ではなく、「そこはあぶないのでこちらで遊びましょう」「そこにいると自転車が通ります、こちらに来て下さい」など、シンプルでいながら明確な言葉におきかえられるといいですね。
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続きは、4258文字あります。
- b,くどくどしい言葉、理詰めで説得
- c,ダメダメ黙認(危険のないケース)
- d,ダメダメ黙認(危険があるケース)
- e,疎外(そがい)は使わない
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