はじめまして、保育士おとーちゃんです

ながらく休養していましたが、これから子育てについてのメールマガジンをはじめます。まずはごあいさつです。
保育士おとーちゃん 2024.10.01
誰でも

はじめまして、保育士おとーちゃんこと須賀義一です。
すでにご存じの方には、またこうしてお会いできたことをうれしく思います。

僕はかねてより子育てや保育に関する発信をブログ、書籍、子育て雑誌、web記事、SNS等で行ってきました。
今回、持続可能な執筆媒体としてニュースレターとして継続的に子育ての情報を発信することにいたしました。

配信数としては最低月4回+αを考えています。
安定してきたら記事本数は増えるかと思います。
ゆくゆくは持続可能なものとするために有料会員向けの記事、また月1回程度のオンラインでの子育て座談会も予定しています。

◆肌感覚の子育て支援

いまは保育の現場を離れてしまっていますが、僕は現場の人間であることを自負しています。子供を安定して育てることはもちろんですが、特に力を入れていたのが子育てする人を支援することです。それは行政が言うような子育て支援というよりも、もっと肌感覚のものです。

僕が子育ての講演をするようになってからのことです。
できるだけ講演が終わったあともロビーなどうろうろするようにしていました。

「今日どうでした?」

などと声をかけると、そこから多くの方が集まって子育ての悩みを話されたり、相談をもちかけられたりしていました。

そうした経験を通して感じていたのが、否定されない、ジャッジされない人に話を聴いてもらったり、不安を打ち明けたりすることがこんなにも求められているのかということでした。

その後、そうした子育てする人の肌感覚のおはなしを聴くために、全国をまわって子育ての座談会を開いてきました。

そこにあったのは、自身の親とのあつれきや価値観の違い、自身が感じてきた生きづらさ、逆に気づかない生きづらさが周囲の人との関係性を悪くしてしまっている状況だったり、パートナーとの関係など、ずっともやもやしていたことをはじめて人に話せましたと言ってもらえる経験でした。

僕はこれを自分のライフワークにしようと心に決めた矢先のこと。コロナウイルスによるパンデミックが発生し、こうした取り組みのいっさいができなくなりました。
現在は一応の落ち着きを見せているとは言え、そうした企画に賛同して下さる団体そのものがすでに減少していたりと実地での開催の難しさは変わりません。また出張での活動は、開催回数や体力にも限界があり持続可能なものにするには難しさがあります。

実はこの一年ほどのあいだ、いただいた依頼や育児相談、オンラインサロンなどは続けていましたが、積極的に文章で発信することをほぼしないでおりました。正直な話、人生でこんなにものを考えずに過ごす日々は初めてなくらいでした。なんでも深く考えすぎてしまう自分にとって必要な休養期間だったのだといまでは思います。

◆今後の展開

さて、そんな経緯がありまして、このまま僕がもつ子育て・保育の知識や経験・知見などを埋もれさせてしまうのは自分でもしのびないので、今後こうしたメールマガジンでの発信をできるだけ長く続けていこうと思い立ちました。

内容としては、子育てそのものの具体的な関わり方のヒントを中心に、子育てそのものをどうとらえるかという子育て観・子供観、避けた方がいいケーススタディ、園・学校でのトラブルケース、子育てにおける古い考え方新しい考え方の考察など。

予定している直近の記事は以下です。

第1回 あなただけが頑張らなくていい (明日配信します)

●第2回 力はためてから使う


またゆくゆくはコメントによる相談やオンラインでの座談会なども考えています。
これからもどうぞよろしくお願いします。

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