「迷惑をかけるな」と育てることの意味

「他者に迷惑をかけるな」と子育てしていくことは、その意味するところ以上に別の負のものを子供にもたせかねません。今回はそこを考えてみましょう。
保育士おとーちゃん 2026.05.13
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「他者に迷惑をかけるな」と子供に教える人、直接そう言わなくともそう子育てする人は存外少なくないようです。

前回ケースとして見た例もそうでした。

我が子が少しでも迷惑をかけそうな行動をとろうとしたらすかさずそれを止めたり注意したりと干渉していく、それによって子育てそのものが疲弊していくこと。

今回はこの「迷惑をかけるな」と子育てすることについて考えてみたいと思います。

子供の人格形成には、大人が意識してアプローチしたこと影響することももちろんありますが、現実にはその関わりによって意図しなかったことが作られることも多くあります。

今回のテーマである「人に迷惑をかけるな」と子育てしていくことが、単にその子に「人に迷惑をかけない」という価値観や行動をもたらすだけであれば、僕はことさらそれを気にかけることもなかったことでしょう。

むしろ、僕はそこに複数の負の副産物がもたらされてしまうことを心配しています。

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