他者を悪意でとらえないスキル

子育てや対人関係でイライラしないようになるかもしれません。
保育士おとーちゃん 2026.10.21
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人間には無意識に働いてしまういくつもの心のクセがあります。

それらはおそらく人間が生きていく上で必要だったものではあるのでしょうけれども、社会の発展や人間のおかれた環境の変化によって、かえって重荷になるものもでてきています。

今回テーマにしたいのは、他者を悪意でとらえないようにするある種のスキルです。

僕自身は福祉の世界に身をおいて子供やいろいろな大人と関わる中で、この「他者を悪意でとらえないスキル」を持てたことは仕事だけでなく、自分自身が生きて生活するうえでラクになったり対人関係でのストレスを感じにくくなったりと多くのところでプラスになりました。

それを紹介することで、これを読まれるみなさんも自身の対人関係や子供に対しての関わりをよりムリのないものにするお役に立てればと思います。

まずはじめにお断りしておきますが、僕は哲学の人間なので善・悪でモノを考えません。

なので、そもそも人を悪意でとらえることを「悪いこと」と考えているわけではないのです。

「人を悪く思うことはよろしくないこと」といった道徳的観点に立っているわけではないということですね。

ある意味では、それが人が生きるうえで大切な場合もあるのも一面の事実です。

例えば、なんでも「自分が悪いのだ」という思考を持ち続けていたら、人の心は病んでしまいます。

利己的に「自分は悪くない」と考えるもの、ある面では自分を守るために重要な機能と言えるでしょう。

というように、「悪意でとらえることが悪いからやめましょう」という道徳的な話をしているわけではないということは押さえておいてくださいね。

◆ハンロンの剃刀(かみそり)

「無能で十分説明されることに悪意を見出すな」

あまり有名ではないのですが、『ハンロンの剃刀』と呼ばれる箴言(しんげん:アフォリズム=含蓄ある言葉)があります。

これは理解しておくとずいぶんと対人関係、特にイライラしてしまう場面でそうならずに済むようになります。

「無能で説明できることに悪意を見出すな」

(ここでいう「無能」とは人をさげすんで言っている言葉ではなくて、勘違いや失敗、不手際などの行為を総合的に含めて指して使っているものです)

実際には人にはこの心のクセがあります。

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